春菊の育て方 発芽・寒さ対策・害虫対策・収穫まで

春菊の育て方の後半です。

今回は、発芽~寒さ対策
春菊につく虫 対策の仕方
収穫まで

についてのお話です。

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春菊の育て方 発芽~寒さ対策

発芽したら、毎日水やりをする必要はありません。

土の表面が乾いたら水やりをするという程度でO.K.です。

本葉が1枚~2枚の頃、1度目の間引きをします。

間引きをした時に、化成肥料を追肥します。

量は1㎡あたり、40~50グラムでよいでしょう。

そのあとまた2度目の間引きをします。

2度目の間引きは本葉が5枚~6枚程度の頃です。

間引いたものは小さいけれどもちろん食べられますので

若い芽を楽しんでください。

この時もまた追肥をします。

1度目の間引きの時と同じく、化成肥料を1㎡あたり、

40~50グラムを追肥しましょう。

秋にまいた種は、寒さ対策をしてやれば春まで長く収穫

できますので、ぜひ寒さ対策をしましょう。

ビニールハウスやトンネルが作れるならば、ぜひ作って

あげてください。

ビニールハウスやトンネルを作れない場合は、不織布を

べたがけします。

べたがけとは不織布を植物との空間をあけずにかぶせると

いうものです。

基本的に、種まきから収穫直前まで使用しても問題ありま

せん。

ただし、長期使用すると、不職布の痛みが早いです。

確かに、成長には邪魔そうに感じるかもしれませんし、

多少の抑制はあるかもしれません。しかし、それ以上に、

保温効果、防虫効果等は有効ですので、成長を助けます。

早く・きれいに栽培が可能になります。

不職布は、ビニールトンネルやマルチのようにテンション

をかけピンと張ることはありません。作物の成長を阻害し

ないように本当にゆったり掛けるだけです。

風で飛ばされないように、端は止めておきます。

春菊の育て方 春菊につく虫 対策の仕方

春菊につくのはハモグリバエの幼虫(エカキムシ)や

アブラムシ、ダニ等です。

こまめに見つけて、木酢液(もくさくえき)で退治しま

しょう。

ハモグリバエは幼虫は葉の中で育ち、成長すると葉から落

ち、地面にもぐって蛹になり、孵化するとまた葉に産卵し

ますので、このサイクルを断ち切るためにプランターとい

えどもマルチで土を覆うのも手です。土中に潜れ

ないハモグリバエは孵化率が低下します。黄色い粘着トラ

ップも併用したほうが良いでしょう。ハモグリバエは体長

1~2ミリと小さく、黒くないハエですから着いていてもわ

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かりづらいハエです。

それから薬剤での対策の場合。散布ならトリガードという

剤がハモグリ専門剤で効果が高いです。他にアファーム、

プレバソン、スピノエースなども効果が高いです。ハモグ

リバエの発生サイクルである14~20日間隔で3~4回散布す

るのがコツです。

春菊の育て方 収穫

種まきのあと1か月から50日程度で収穫できます。

茎の立ち上がる「株立ち」と言われるタイプは、下の方の

葉を2~3枚残して上を摘み取ると、もう一度収穫することが

可能です。

まとめ

いかがでしたか?

最近は野菜の値段が気になるので、ぜひお試しください。

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