ワイルドストロベリーは、とっても元気でどんどん増えて、
かわいい実をたくさんつけます。
ガーデニングで育てて、お口にポンっなんてやりたくありませんか?
ワイルドストロベリーを植えよう! 苗選びと鉢
ワイルドストロベリーの苗は、ホームセンターなどでも購入できます。
最近はネット販売されている苗もあります。
苗はどんなものを選ぶとよいでしょうか。
苗を選ぶときに一番大事なのは葉の元気さです。
根元がしっかりと締まって、そこから均等に緑色の茎と葉が付いているかを
確認しましょう。
緑が濃く、葉がイキイキと元気なものが○ですね。
黄色い葉っぱやしおれた葉などがついている元気のない苗はやめておきましょう。
また、葉の裏も確認して、アブラムシなどが付着していないかをきちんと調べて
から買いましょうね。
葉の色が茶色かったり黒かったりする苗は、病気かもしれないので絶対に買わない
こと。緑色でみずみずしくピンとしていて、元気そうな苗を選びましょう。
鉢選びですが、水はけのいい容器であれば何でもOKです!
例えばホウロウの水切りボウル。底に防水のシートを敷いてから、ボウルの穴に沿って、
千枚通しなどで水はけ用の穴を開けます。
鉢の底に敷くのは目の細かいごみ袋でも大丈夫です。
水はけのいい軽石や鉢底石などを敷いてもいいでしょう。
底を整えてから土を入れて苗を植えます。
ワイルドストロベリーを植えよう 苗の植え付け
苗を購入するときには、ポットに入っていることが多いと思います。
ポット苗の土は育苗の際の土が仕込まれており、ポットの中の根がぎゅうぎゅう
に詰まっています。
苗をポットから出したら、根がぐるぐる巻きで根詰まりした状態では育ちにくいため、
軽くほぐして土をやわらかくしてあげましょう。
ポットの底の穴から苗を押し出してやり、指の腹で揉むようにして、根っこの塊を
ほぐしてあげます。こうして古い土をぬぐい、根の風通りをよくしてあげることで、
病気を防ぎます。新しいつちに植え替えるときには必ず行いましょう。
根っこの先が混んでいるときは、切り落としてしまいましょう。
鉢底に土を敷いたら、整えた苗を置きます。
事前に、黄色い葉や枯れた葉などがある時は取り除いておきましょう。
土を入れるときは、茎の生え際にのぞいている新芽の部分に土がかからないように気を
つけてかけましょう。
苗の分量は多少スカスカでかまいません。
大きな株に育つので、鉢は充分に余裕を持たせましょう。
苗の分量やバランスをとりながら、均一に植えつけます。
混みすぎると風通しが悪くなるといけないので、適度に間隔をあけましょう。
葉が密集しているようなら間引きを行います。
ワイルドストロベリーを植えよう 育て方
丈夫で育てやすいので、放っておくとたちまち繁殖します。
葉が混み合ってきたら、風通しが悪くなり、アブラムシが発生しやすくなります。
そうすると葉が枯れたり、実が付きにくくなります。
混みあってきたときは適度に間引くのが健康な育成のポイントになります。
また実が熟すのを待ちすぎると収穫のタイミングを逃してしまいますので、常日頃の
観察を怠りなく・・・
まとめ
真っ赤な実はとってもかわいらしく、食べるだけでなく見るのも楽しいものです。
そしてあの甘い香りも楽しみの一つです。
自分で育てた実を頬張る幸せを味わってみてください。