犬のトイレトレーニングは子どものときにしないと無理とあきらめていませんか?
成犬になってからのトイレトレーニングは、子犬に比べれば確かに少し
時間がかかります。
でも、わんちゃんは頭のいい動物です。
飼い主さんの根気があれば、大人になってからでもトイレトレーニングはできるのです。
老犬になって室内で飼ってあげたいならトイレトレーニングをしておきましょう
悲しいことですが犬は間違いなく人間より先に年をとって、お別れする日が来てしまいます。
若いうちは元気いっぱいなので、外で飼っているけれど、年を取って弱ってきたら、室内で
飼ってあげたいと思うかもしれませんよね。
でも、そんな時にトイレのしつけができていなかったら・・・
おそらく室内飼いへの転向は難しいですよね。
だったら、年を取って弱ってしまう前に、トイレトレーニングをしておきませんか?
もう子犬じゃないから難しいし・・・
と思ってあきらめるならそれまでですが、
将来、老後を迎えるわんちゃんのそばにいてあげたいと思うなら、
ぜひいまのうちにトイレトレーニングをして、その時に備えてあげてはいかがでしょうか。
成犬のトイレトレーニング トイレエリアをはっきりさせる
まずは、トイレエリアをはっきりさせましょう。
静かな場所にトイレを配置したら、サークル等で囲みそこがトイレであることが
はっきりするようにします。
排泄はそのエリアに入ってするということを習慣づけるために、犬にとって
わかりやすい環境だからです。
始めは、
寝床となるサークルを別につくり、そこに3時間ほどいれておけばわんちゃんはトイレに行きたくなってきます。
そのタイミングでトイレサークルの中に移動させます。
そうすることでトイレシートの上に上手に排泄できたらとことんほめましょう!
成犬のトイレトレーニング 上手にできたらほめること
上手にできたらほめるが鉄則です。
してほしい場所で、した直後にほめることが最も有効です。
ちゃんとトイレでできたことに、飼い主さんが後で気づいた時は、その時点でほめても
意味はありません。
また、トイレシートの上で排泄した直後に、シート上に乗っている状態でほめましょう。
シートから降りた後やサークルから出てきた後では、何をほめられているのかが犬にはわか
らないのです。
トイレシートの上で排泄をした直後にトイレシートから離れる前にほめること
このタイミングを逃さないようにしながら、繰り返し繰り返しほめましょう。
わんちゃんは、ほめられるのが大好きですから、そのうち「どうやらここで排泄したら
誉めてもらえるみたい・・・」ということに気づけば、わんちゃんの頭の中でトイレを
使って排泄をすることが、ほめられることにつながっていき、ほめられたいからトイレで
するということにつながっていきます。
そうすればゴールは目前です。
とにかくタイミングを逃さずにほめましょう!
おやつを使ってもいいです。
まとめ
一度、自由に排泄することが習慣になっているわんちゃんにとって、トイレをしっかり
教えるのはけっこう時間がかかります。
いつも見守ることができないのであれば、専門家に頼むのも1つの手でもありますが、
自宅でのことなので、できれば自分でしつけたいですよね。
根気強くがんばってみましょう。