シクラメンといえば、冬の花というイメージがありますよね。
クリスマスシーズンあたりから、お花屋さんやホームセンター
に並ぶ赤やピンクや白のかわいらしいあの姿。
私も大好きな花なのですが、
我が家のシクラメンはもうかれこれ6年冬越しをして、
買った当初15センチほどの鉢だったものが、
今では30センチクラスの大きな鉢になって、
堂々たる貫禄をみせています。
そこで、今回はこのシクラメンの育て方をご案内します。
シクラメンの日常のお手入れ 花がら摘みと葉組み
シクラメンを買ってきたときは、鉢の中心に花が集中してすっと
立ち、周囲に葉が広がる形にバランスよく咲いていますよね。
でも、買ってきてしばらくたつと、葉が大きくなり、花があちら
こちらから伸びてきて、なんだかバランスが悪くなってしまう
という経験をされた方も多いと思います。
このまま放置してしまうと、
葉が育って大きくなり、葉の下に待機しているまだ小さなつぼみ
に充分に日が当たらなくなってしまいます。
そうすると、咲くはずのつぼみも日光不足で枯れてしまうことに
なってしまいます。
そうならないために、葉組みといわれる茎の整理をしてあげまし
ょう。
茎を折らないように気をつけながら、葉を鉢の外側に向かって
茎の向きを変えながら動かし、つぼみに日があたるように
中心部に穴があくように隙間を作ってあげます。
内部では、茎が複雑に折り重なっていますから、上手に折れない
ように向きを変えてあげてください。
そうすることで、開いた中心の隙間から、つぼみに日光があたり、
そこから花がぐんとくきを伸ばしてバランスよく咲いてくれます。
この作業をすることで、花が開く期間を伸ばすことができ、
春先まで次々に開く花を楽しむことができますよ。
また、しおれた花がらや黄色や茶色になってしまった葉は、茎の
根元からちぎってしまいましょう。
新しいつぼみや葉を生成するのを助けます。
実は多年草なんです!シクラメンの夏越しにチャレンジしよう!
シクラメンは夏の暑さには弱く、暑くなり始める5月頃に葉がなく
なって、休眠します。
休眠したら、9月の植え替えまでは、日の当たらない風通しのよい
場所において、水は一切与えません。
涼しい地域では、夏でも葉が枯れずに休眠しないこともありますが、
その場合は水をいつもどおり与えます。
ただし、くされないように与えすぎに気をつけましょう。
シクラメンの植え替え さらに大きな株にしよう!
9月になったら、休眠した株を鉢から抜いて、土をきれいに落とし
、一回り大きな鉢に新しい土を用意して植え替えます。
球根の上部を土の表面に少し出して植えるのがポイントです。
夏越しした鉢は、通常店頭に並ぶ鉢よりも開花の時期が遅く感じ
られるかもしれませんが、葉が元気に育っている間は葉組みを
しながらつぼみが出るのを待ちましょう
まとめ
いかがでしたか?
シクラメンの育て方、毎年大きく育ってくれると愛着もひとしお
ですよ。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!