半年程まえ通勤用エブリィのエアコンの調子がおかしくなっていました。
今回は、エアコンの不調を自分で解決出来た時のことについてお話したいと思います。
どうやら喫煙によるブロアモーターの汚れが原因だったようです。
愛車のエブリィはエアコンが効いたり効かなかったりしていました。
暑い中でもエアコンが効かず、夏は窓全開にして過ごしていました。
幸いに山住まいなので出勤時間は涼しく、夕方の帰宅時間も涼しかったために、
雨の日以外は1時間弱の通勤も苦しむことが少なく、気づいたら秋になってしまいました。
もう冬がそこまで来ている時期になり、朝晩が冷え込みだしましたので
暖房がほしいなあと思うことが増えつつも上着を重ねて出勤していました。
エアコンの不調はブロアモーターの汚れが原因かも?
半ば諦めていたのですが、ふとエアコンを見てみるとエアコンボタンのランプは点灯しているし、
送風口からは若干の暖気がでているではありませんか。
ありゃ?これは送風のモーターが弱くなっているんじゃ?と思い
ネットやYou Tubeで検索してみることにしました。
出てきたのはブロアモーターの交換がほとんどでしたが、
あー自分でできるんだなあと思いながら放置。
そして手つかずのまま過ごし、冬支度の一環でスノータイヤに履き替えていた今日
ブロアモーターの状態を確認して整備してみることにしました。
簡単!自分でできるエブリィブロアモーターの掃除!
作業の所要時間は約1時間程度でした。
無事にエアコンが回復し快適な通勤ができるようになりました。
※分解作業修理する方は自己責任でお願いします。
※写真は汚れを落とした後に撮影したのできれいになっています。外したときは真っ黒でした。
以下、作業の手順です。
助手席の収納ボックス下にブロアモーターがついています。
これを止めてあるネジを3本外し、電源のコネクターを外せばブロアモーターが外れました。
白い送風ファン?を取るには真ん中のネジを外し、下の隙間にドライバーを横に刺し、
位置をずらしながら徐々に外していくと取れます。
白い送風ファンは汚れがこびりついていたので、大巻の蚊取り線香の缶にビニール袋を入れ
うちの奥さんおすすめの重曹+クエン酸+ぬる湯(40度くらい)に漬け込みました。
泡がぼこぼこと上がり、汚れがどんどん浮き上がってきます。
しばらくそのまま放置して、汚れが浮き上がってお湯が汚れたので、
再度同じようにな液を作り、漬け込みました。
汚れが浮いた状態で風呂場に持ち込み、マジックリンとブラシでゴシゴシするとこんなに綺麗に!
次にモーター側です。
軸に丸ワッシャーが付いてます。なくさないよう外しておきます。カバーのネジを外し、
モーター両横の切り込み部分を開くとモーター下部の穴が見えます。
穴をドライバーに少し引っ掛けるようにして引張抜きます。
ドライバーを刺しすぎるとモーター内部の配線を傷めるので注意してください。
次にモーター下部のネジを外しカバー内側に付いた汚れをCRCとブラシで落とします。
モーター本体は中身のコイル部がハズれないよう注意しながらCRCにノズルをつけ洗い流します。
流れ出てくる液の汚れがきれいになったら拭き取ります。
縦に固定ししばらく放置し液の流出がなくなるまで拭き取りを繰り返します。
後は分解の逆順で組み立てたら終了です。
まとめ
作動確認し作動しても不具合があればそれ以外の原因追求をしてください。
作動しない場合は再度分解して確認するか、それでもだめならAmazonなどで
ブロアモーター自体を購入してみてください。
おつかれ様でした。