ネバネバの野菜といえばオクラですね。
花もとってもかわいいし、夏バテ予防や疲労回復によいとされる
オクラ。
育てて食べれば、新鮮でおいしいオクラを手に入れられますよ!
今回は、オクラの育て方とおいしい食べ方をご紹介します。
オクラってどんな野菜?
オクラは、アフリカ東北部原産の高温性の野菜で、気温が高くなるにつれて
ぐんぐん大きくなり、暑い夏にどんどん収穫が可能です。
独特の粘り気がおいしいですよね。
このネバネバはペクチンという栄養物質で、夏バテ予防、疲労回復などによいとされています。
ビタミンC、カルシウムも豊富です。
2~3株あれば、ほぼ毎日食卓を飾ることが可能で、日当たりのよい南側の暖かいところで育てれば、長く収穫を楽しめます。
オクラの育て方
オクラの種まき
種まきは4月から5月で、50センチ間隔に1箇所あたり4から5粒ずつまきます。
十分暖かくなってからまくようにしましょう。
水はけのよい、有機質に富んだ、pH6.0~6.8の土を好むので、種まき前に苦土石灰と元肥を十分に施しておきます。
根は深く広く張るので、深くまでよく耕しておくのも大切です。
高温多湿を好むため、ビニールマルチをしておくと初期の生育がよくなります。
種はそのままおくと、発芽しにくいので一晩水につけて給水させてからまくとよいでしょう。
オクラの育て方 オクラの発芽後
発芽したら順次、間引き、本葉4~5枚のときには1本になるようにします。
風が強いところでは、支柱を立てておくと安心です。
乾燥を防ぐためには、株元にわらや堆肥を敷き詰めておくと効果的です。
追肥は本葉が2~3枚の時、本葉5枚の時、本葉7~8枚の時にそれぞれ液肥を与えます。
追肥を与えるときには、土寄せも忘れないようにしましょう。
かわいらしい花は観賞するのもよいオクラ
夏になると、ハイビスカスに似た美しい花が次々に咲き、実がなります。
長さ4~5センチが収穫の適期ですが、取り遅れるとかたくなるので、小さめのうちに早めの収穫を。
ゆでてあえものにしたり、汁物の具として利用できます。
狭い土地でも有効活用できるオクラ
オクラは株が横に広がらないので、カラシナやコマツナなどの葉菜類と混植するのもおすすめです。
コマツナなどの畝間にオクラの種をまいておけば、オクラが大きくなるまでにカラシナやコマツナが
収穫できますし、土地を有効に利用できます。
オクラのおいしい食べ方
若くてやわらかいものは生のまま、少しかたくなったものは、さっとゆでて1センチくらいに切り、
しょうゆ、削り節をかけて食べます。
ネバネバした納豆のような食感が楽しめますよ。
油でいためたり、揚げたりしてもおいしく食べられます。
まとめ
いかがでしょうか。
オクラはいろいろな使い道があり、利用価値も高い野菜です。
ぜひご家庭で育てて、とれたてを召し上がれ!