未成年の一人暮らし 賃貸契約はどうすればいい?必要な手続きなど

学生さんや新社会人の方の中には、未成年でも一人暮らしを始めなければ
ならない場合が出てくることと思います。

今回は未成年の方が一人暮らしをする場合に必要な手続きについてお話します。

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未成年者の名義で賃貸契約はできるか?

未成年者が賃貸契約を結ぶ場合は、法定代理人の同意が必要となります。

法定代理人とは、代理人の一種で法律により代理権を有することを定められた者
のことです。
法定代理には、例えば本人が未成年者や成年被後見人である場合に、親権者や後
見人といった法定代理人が本人に代わって法律行為を行うという私的自治の補充
という機能を有しています。

未成年者でも就職している場合は、ご本人での契約ができる場合もありますが、
学生の場合は、親権者(両親など)を契約者として契約することが多くなります。

お部屋を探すのは未成年者のみでも探すことが可能ですが、できれば保護者の方も
同伴で不動産業者に出向くほうが、契約がスムーズに行くようです。

契約者が未成年の場合、保証人は親権者になります。
ただし、家賃の引き落しの手続きが親権者の名義になる場合があります。
申し込み時に、「未成年者同意書」に親権者のサインがないと審査には進めないという
ところが多いです。

必要な書類として 本人の顔写真付身分証明書、合格通知または学生証、住民票
保証人の印鑑証明書

を要求されることがあります。
契約前に確認しておくことをおすすめします。

保護者や親権者名義で賃貸契約する場合の手続きについて

契約者が親(親権者)の場合は、入居者が未成年者本人で保証人は通常ご両親の兄弟などに
なります。
最近は親権者が契約者で保証人は「保証会社」となるケースもあります。

保証会社とは、家主側が、家賃滞納リスクを回避するため、入居者に加入してもらう
制度です。契約時に保証料がかかってきます。(家賃の30~50%が一般的です)

必要な書類として 未成年者本人の顔写真付身分証明書、合格通知または学生証、住民票

契約者(親)の顔写真付身分証明書、住民票

保証人 の印鑑証明書

を要求されることがありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

未成年者の水光熱費の支払いはどうなるの?

未成年者の電気水道ガスなどの契約については、特に特別なことはありませんが、
申し込み方法や支払い方法を本人にしっかり理解させて、スムーズに生活が始められるように
したいものですね。
いずれの場合も、賃貸物件の場合、指定の会社がありますので、どこに連絡するべきか
不動産業者に事前に確認をしてから連絡をするようにしてください。

電気の契約と支払い

契約を行うときは、指定電力会社への電話連絡での申し込みです。
支払いについては、電力会社から毎月請求があります。振込みでの支払いなのか口座振替
なのかを選択するようになっている場合が多いですので、最初に確認しておきましょう。
クレジットカード払いができる場合もあります。

ガスの契約と支払い

契約を行うときは、指定のガス会社への電話連絡がスタートです。

ガスの使用を開始する場合は必ず立会いが必要となります。早めに電話連絡をして、日程を
調整するようにしましょう。
そもそもガスが必要なのかどうかの確認もお忘れなく。

また、ガスは立会い時に保証金の預かりがあります。その際も指定のガス会社へ電話確認を
しておいてください。プロパンの場合約一万円程度です。

支払いは毎月ガス会社から請求されます。振込みか口座振替を選択できる場合があります。
最初に確認しましょう。

水道の契約と支払い

契約を行う場合は、指定の水道会社への電話連絡での申し込みとなります。
支払いについては、水道会社から2ヶ月に一度の請求となります。

主な支払いの方法は、振込みか口座振替を選択できます。
水道が止めてある物件もありますので、早めに連絡するようにしましょう。

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未成年者本人に振込みさせるようにしておくのは、振り込み忘れの際に電気などを止められた
りする可能性がありますので、口座振替の手続きをしておくのがお勧めです。

郵貯銀行は振込みや引き落しの手数料が安く、学生の利用率は高いです。

まとめ

いかがでしたか?

はじめての一人暮らし。
心配なことも多いですが、快適な新生活がスタートできるようにしてあげたいものですね。

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