子ども部屋に学習机を置いているけど、
机の上はめちゃくちゃでとても勉強できる状態ではなく、
せっかく買った机も意味をなしていない・・・
そんなお悩みを解決します。
どうして勉強に集中できないのか?集中できない理由を追及してみましょう その1
我が家の息子は中学生。
勉強してくる!といって自分の部屋に行っても、本当に勉強しているかというと
ほとんどしていない・・・
ということがしょっちゅうでした。
どうして、自分の部屋に行くと勉強に集中できないのでしょうか。
よくある理由 その1
机のすぐそばにベッドがある
子どもさんにベッドを与えているご家庭は多いと思います。
子ども部屋の中に、学習机とベッド。
実はこれ、勉強に集中する環境としては最悪とも言えます。
ベッドは、基本寝るときに使いますよね。
じゃあそれ以外の時は使わないか?
というと、そうじゃないですよね~。
ベッドが机のすぐそばにある場合、自分がその部屋の持ち主だと考えてみて
ください。
とりあえずベッドに行ってしまいませんか?
ちょっと雑誌を読んでから・・・
ちょっと漫画読んでから・・・
単語覚えないといけないけど、ベッドで横になって覚えようかな・・・
はー 疲れたあ!ほんのちょっとだけ横になってから・・・
なんて、ベッドの誘惑ってとんでもなく大きな力を持ってると思いませんか?
そうして、その誘惑に負け、そこに横になってしまったが最後、
いつの間にか寝落ちしてしまって、気づけばもう夜中の12時を回ってしまい、
もういいや 勉強は明日・・・
そんな毎日の繰り返しで、気持ちだけが焦る一方・・・
そうして成績はどんどん落ちていく・・・
そうなんです。
本当に勉強に集中させるには、ベッドをすぐそばに置いてはいけないのです。
もちろんベッドがあっても集中できる優秀なお子さんはたくさんいると思います。
でも、それが原因でお子さんが勉強に集中できていないのなら思い切って布団に
変えてしまい、起きたらきちんとたたんで見えないところにしまい、寝るときだけ
敷くようにするということもできるでしょうし、もしくは寝室と勉強部屋を
別にする方法もあります。
子どもの学習机を子ども部屋に置かなければならないという決まりはありませんよね。
我が家の場合は、親の目の届くところに学習机を移動させ、学習机の周りには、
学習に関係のないものを一切置かないようにさせることによって、かなり集中力が上がったと
思います。
寝る時は、「寝るぞ」という意識をきちんと持って、寝室に行く。
これによってけじめをしっかりとつけることができるようになりました。
塾には通わせていませんが、学年で上位をキープできるくらいになってきています。
本当にたったこれだけのことで、みるみる成績があがったのです。
どうして勉強に集中できないのか?集中できない理由を追及してみましょう その2
あなたのお子さんは、将来の夢を何か持っていますか?
子どもたちはなんのために勉強するのでしょうか。
大人も勉強する気持ちを忘れてはいけないと思いますが、子どもが勉強をした方がいい理由
は二つあると思います。
一つは、自分の就きたい仕事につくため
たとえばお医者さんになりたいと思っていたとします。
お医者さんになるためにはどうしたらいいのでしょうか。
「学校を卒業しました。明日から医者になります!」と宣言すれば医者になれるか?
違いますよね。
パイロットになりたいなら、社会に出る前にやっておかなければならないことがありますよね。
こんな風に、おそらくどんな仕事であっても「やります」と言えばなれる時代ではありません。
小さいうちから、将来なりたいものやりたいことについて話す機会を持ち、それを明確にさせる
機会を持ってやることで、その子は自分の適性などに真剣に向き合うようになっていきます。
そうすれば、行きたい学校が決まってきます。
その学校にいくために今自分がすべきことは何かがはっきりしてきます。
ただなんとなく毎日を生きるのではなく、
自分のやりたいことを将来思いっきりやれるように、
そのために勉強をするのだと子どもに話してあげてください。
自分がそんな風に思い通りにできなかったというなら、
その経験を話すのもいいでしょう。
その苦い経験があるからこそ、わが子には、自分の思う道を進んでほしいと思いますよね。
そのために後で後悔しなくていいように、今やるんだと話してあげてください。
子どもの頃の勉強や体験はすべて、その子の大人になった時の基礎となるのです。
それを自覚して勉強に取り組むのか、なんとなくしないといけないからするのかでは
子どもが出す結果に大きな差が生まれてくるのはいうまでもありません。
子どもにはそれを常に意識させる声掛けをし続けること。
それがその子の将来を左右すると言っても言い過ぎではないと思います。
まとめ
いかがでしょうか。
一見厳しいととらえられるかもしれませんが、
そうするのとしないのとでは大きな差がうまれることはきっとご理解いただけるでしょう。
親の対応しだいでこどもの将来はきっと変わります。