防犯対策、「うちは大丈夫」なんて思っていませんか?
新生活を始める方もそうでない方も、「自分の身を自分で守る」ための
必要な心構えと防犯対策をお教えしましょう。
今この瞬間も泥棒は、たった5分の留守を狙っています。
幼稚園の送迎、朝のゴミ出し、ちょっと近くのコンビニへ・・・
たとえ5分でも戸締りをしていなければ、泥棒は侵入します。
防犯の「基本のキ」はなんといっても戸締り。
居空きといって、誰もいない部屋に侵入するケースも多くあります。
窓やベランダの開けっ放しも避けなければいけません。
防犯対策はこのような日々の心がけの他にも、防犯グッズを取り入れる
ことでより強化することができます。
たった五分、されど五分 侵入窃盗の手口とは
侵入窃盗の手口別認知件数
・空き巣 36.4%
・忍び込み 14.2%
・出店荒らし 13.1%
・事務所荒らし 9.6%
・居空き 2.8%
・その他 23.9%
警察庁「住まいる防犯110番」(平成27年)
侵入窃盗の手口別認知件数を見ると、約1/3は空き巣です。
その中で最も多いのが無締り。続いてガラス破り、鍵の
不正開錠と続いています。
泥棒はちょっとの隙も見逃しません。
僅かな時間だからと戸締りせずに外出すれば、5分であろう
とも命取りになってしまいます。
戸締りが防犯対策の大原則であることを肝に銘じましょう。
侵入者の視点にたてば、玄関に防犯ステッカーを貼るだけでも
犯罪防止効果はあるのです。
侵入者は「備えていない」家を狙うのです。
防犯ステッカーとは「監視カメラ作動中」等と書かれたステッカー
のこと。
カメラが見当たらなくても、近づきがたいはずです。
こんなところから?NO! 侵入窃盗半数以上が窓から
≪ 侵入窃盗の侵入口 ≫
・窓 55.2%
・その他の出入口 18.4%
・表出入口 17.1%
・不明 6.9%
・非常口 0.1%
・その他 2.3%
警察庁「住まいる防犯110番」(平成27年)
一戸建て住宅の場合、狙われる50%強が窓。
共同住宅では、3階以下の場合、56.9%が窓、4階建て以上では
50.9%が表出入口という結果に。
侵入者は常に最も簡単に侵入できる方法を考え、手口を研究している
のです。
鍵の不正開錠を見ると、10年前はピッキング、5年前はサムターン
回し、最近は無傷で開錠できるバンピングといった風にテクニックが
高度化しています。
窓周りの用心棒としてこんな防犯グッズも
・最強の防犯フィルム 2,777円
(エクサイト・セキュリティ ℡075-468-8980)
侵入犯の侵入を長引かせる効果があります。
・薄型スリムアラーム衝撃&解放検知
(ELPA ℡072-871-1166)
窓ガラス・ドアの開放を検知し、大音量で警報を鳴らします。
窃盗犯の留守の確認方法はこれだ!
窃盗侵入犯の留守の確認方法
・インターホンで呼ぶ 45.7%
・動きを見張る 20.0%
・電話をかける 5.7%
・ガラスに石を投げる 5.7%
・カーテンの閉まり具合 5.7%
・郵便物等のたまり具合 5.7%
・その他 11.4%
(財)都市防犯研究センター JUSRIリポート
侵入者が留守を見抜く方法で最も多いのがインターホンで呼ぶこと
これは、とても意外に思うと思います。
しかしこの方法は、その場に長居する必要もなく、すぐに確認する
事が可能です。
年末年始は長期旅行などで、留守にしがちです。
防犯対策としておすすめなのが、郵便物や新聞をたまらないように
一時的に止めてもらうこと。
それから、防犯用タイマーをつかって、夜間に照明がつくようにす
るのも良い方法です。
まとめ
安心に暮らすための10の心得
1.5分の外出でも必ず戸締りを
2.在宅中こそ戸締りを
3.何階であっても戸締りを
4.防犯対策を泥棒に向けてきっちりアピール
5.身に覚えのない訪問は疑うべし
6.ご近所付き合いも立派な防犯
7.家族みんなで話し合い、防犯意識をアップ
8.自宅のまわりは常に清潔に
9.便利な立地は意外と狙われやすい
10.いざという時の構え、今日からできることを
いかがでしょうか。
お宅の防犯対策、見直してみてください!