ぬいぐるみ依存する子供を少しずつ離れさせる方法 体験談

我が家の娘は、小学五年生です。
ほんの数ヶ月前まで、寝るときに大量のぬいぐるみを並べて寝ないと
気が済まず、置いていなければ寝れないと言うほどでした。

昨年ごろから、そろそろぬいぐるみを卒業しないかという話を持ちかけ、
ぬいぐるみへの執着がなくなるまでのエピソードをご紹介します。

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小学校高学年になっても大量のぬいぐるみを並べて寝る娘

我が家の娘は散らかし魔です。
片付けが大の苦手です。

その娘は、長いこと大量のぬいぐるみを寝るときに並べてお布団をかけてやって
隣に寝るということをしていました。
その数は十数個。

朝になると足の踏み場もないほどのぬいぐるみをそのまま放置して学校へ行って
しまいます。
そのぬいぐるみのおかげで、掃除機はかけづらいし、他のものまで雑然としてしまう
ので、彼女の部屋はいつもまるでごみ箱をひっくり返したかのようなありさまでした。

ホコリの温床になるし、片付かないし、もうぬいぐるみで遊ぶ年でもないし、そ
ろそろ卒業するべきではないか・・・

ずっとそう言ってきましたが、離れることができずにいました。

ぬいぐるみを忘れさせるためにどうしたか

とにかくぬいぐるみへの執着をなくさなければいけません。
さてどうしたものか。

多少荒療治ではありましたが、あれは4年生の夏ごろでしたかね。
「5年生になったらぬいぐるみ卒業しようね」と約束しました。
半年ほど先のことだったので、いやいやながらも納得したようでした。

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それから、時がたち、3月にたまたま引っ越すことになりました。
引越しの荷物をまとめさせるときに、ぬいぐるみだけは別のダンボールに入れさせまし
た。
それから引越しのごたごたにまぎれて、ぬいぐるみのダンボールは彼女の部屋ではない
ところにこっそり保管しました。

5年生になったら卒業という約束を彼女も覚えており、ぬいぐるみがどこにあるか
をたずねてはいけないと本人も思っているのか、引っ越して以来ぬいぐるみの所在を
聞くこともなく過ごしています。

動物を飼うことでぬいぐるみを持たなくても大丈夫に

彼女があっさりぬいぐるみを卒業できた原因かもしれないことが1つあります。
実は引っ越してから、猫を飼っているのですが、身近にいる猫をかわいがることで
ぬいぐるみへの執着が緩和されているということがあるのかもしれません。

話しかけたら反応する動物たちは、ぬいぐるみよりも本当の癒しを彼女に与えている
のではないかと思っています。

ぬいぐるみは小さいころは遊び相手になるのかもしれませんが、ある程度の年齢になると
自分よがりな癒しとなり、人の気持ちを理解する能力がややかける娘にとって、マイナス
の影響が大きくなっていたように思います。

なので、動物を飼うことで、生きているものへの思いやりを育てることにつながっていけ
ばいいなと思っています。

1つ気になることがあります。
生きている動物はトイレの世話やえさの管理などがもちろん必要ですが、どこか
ぬいぐるみと同じような感覚といいますか、少しくらいいつもよりえさがすくなくても
別にいいやとか、生き物の命を軽くとらえているようなところがあり、生き物自体の
気持ちを考えたり、命の大切さをきちんと理解できるようになってほしいなと思っている
ところです。

まとめ

今回は1つの体験談を書いてみました。
ものすごくぬいぐるみに執着していた娘。
とりあげるとどうなるだろうと思っていたのですが、意外とあっさり卒業してしまいました。
これからまた、大きく成長してくれることを願っています。

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