車の運転で大事なものの一つである
視力
年を取ってくると、目がおぼつかないから
運転がこわくなったりするものです。
いくつになっても元気なドライバーでいるために
視力のトレーニングを紹介しましょう
車の運転に必要なのは視力
人間は、周囲の情報のうちの80%以上を視覚によって
収集していると言われています。
視力が落ちると、すべてのことがかなり不便になりますよね。
車の運転も同じことです。
運転している時は、自分の車は常に動いていますよね。
その状況の中で、他のもの、歩行者、車、自転車などを
しっかりと認識し、さらには距離感も正確にとらえることが
できなければ、大事故につながることは言うまでもありません。
そのためには、両方の目を使ってしっかりと見ること。
眼球をよく動かして見ることがとても重要なのです。
プロのレーシングドライバーが少しでも長く第一線で活躍
するためには、視力のトレーニングが欠かせないとか。
今回はプロレーサーがやっている「両眼視」を鍛えるトレーニングを
お教えします。
視力を鍛える「両眼視」トレーニングの方法
利き手や利き足があるように、目にも利き目というものがあります。
脳は、利き目の情報を重視する傾向があるので、反対の目で得た情報
はおろそかになってしまいがちです。
そうすると、両眼視ならばきちんと得られたはずの遠近感の精度は
どうしても下がってしまうのです。
利き目ではない方の目も利き目と同様にしっかりと情報を脳に伝えるために
しっかり使って、近くや遠くを見る訓練をしましょう。
<両目でしっかりと見る「両眼視」を鍛えるトレーニング法>
長さ1~3メートルくらいのタコ糸を用意してください
タコ糸の端をドアノブなどにくくり、反対の端を自分の鼻先に
近づけて、糸を注視します。
左右の目から見える映像が交差して、糸が×(バツ)に見えたら、
目を寄せたり離したりして近くや遠くに動かします。
5分程度行いますが、疲れやすい人は寝る前に行いましょう。
見えにくい?鍛えましょう!眼球を動かす筋肉のストレッチ法
現代の生活は、スマホやパソコンの画面を注視する機会がとても多く、
目の筋肉が固まってしまいがちです。
眼球を動かす筋肉というのは、上下左右に片目だけでも6本あります。
これらの筋肉すべてをほぐすようにストレッチをしましょう!
ドライブでの休憩時や、スマホで目が疲れたときなどには、
目を動かす筋肉をほぐしましょう。
目が疲れたときに効果的!目の筋肉をほぐすストレッチ法
両目を上下左右ななめに動かし、それぞれ約2秒間とめます。
最後は大きく時計回り、反時計回りに目を数回動かします。
まとめ
いかがでしょうか。
これらの目のトレーニングにより、老化によって低下してしまいがちな
見る能力を維持することを助けます。
少しでも長く、不自由なく「見る」ために、ぜひやってみてくださいね。