入学してから毎日泣き続ける子どもに親はどう向き合うか?体験談

我が家の4年生になる娘は、入学したての頃は毎日泣いていました。

おかげで登校は、私たち親子にとって苦痛の時間でした。

そんな娘が笑顔で行けるようになるまでの体験談をお話します。

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入学前から入学後すぐのころの娘 楽しみでニコニコ

うちの娘は、現在4年生。
3歳の時に引っ越してきたので、近くの保育園に空きがなく、
しかたなく年長さんまで、隣の校区の小さな幼稚園に通いました。

入学時には、同じ幼稚園から入学する子はうちの子ともう一人だけ。

お友達ができるかなと心配していました。

でも、新しいランドセルをしょって一年生になるのはとても楽しみな様子
で、「早く入学式来ないかな」って指折り数えて楽しみにしていました。

入学式の朝は、当然私も一緒に登校するので、少し緊張しているようでした
が、泣くこともなく笑顔で入学式を終えました。

翌朝、3つ上のお兄ちゃんに児童玄関まで連れて行ってもらうようお願いして
送り出しましたが、さすがに初日はわくわくが大きくて泣くこともありません
でした。

3日目あたりからでしょうか、娘が「お母さんと行きたい」と言い出しました。
幼稚園は隣の校区だったうえ、園バスなどないところだったので、毎日送り迎え
をしていました。

「どうして小学校はお母さんと行っちゃだめなの?」と言いだし、めそめそと
泣きはじめてしまったのです。
慣れない小学校生活での疲れもあったと思います。
大きなお兄ちゃんは歩くのも早いし、学年でも一番小さな娘は、登校時に自分の
荷物をしょっていくのも大変だったことでしょう。

最初は何かと今日の授業の楽しそうなことを話題に出して気をまぎらし、学校が
楽しいところなんだと感じられるようにいろいろな話をしました。
帰宅したら、今日はどんな楽しいことがあったかも聞くようにしていました。

入学10日後あたりから、毎日泣きながら登校する日々

入学して10日後、先生や教室にも少し慣れてきて、わくわく感が薄れてくると、
朝の泣く声の音量がどんどん大きくなっていきました。

それはそれは全力で泣き続け、毎朝毎朝近所に迷惑だろうなとも思うし、朝から私に
しがみついてわんわん泣くのが10分以上続くので、私も出勤時間が気になるしで
担任の先生に相談しました。

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ベテランの女の先生でしたが、その先生がおっしゃたのは、
「本人の気が済むまで、登校につきあってもらえませんか」という言葉でした。

それからというもの毎日毎日、学校までの道のりを一緒に歩いて登校しました。
少し調子がよさそうだというときには、児童玄関まで行かずに門のところでバイバイ
したりしながら、娘の様子を見ていました。
それでも毎日児童玄関で別れる時には、しがみついて泣いていたのです。

とにかく気が済むまで・・と心に決めて、毎朝登校に付き合いました。

夏休みが終わったころの娘とその後笑顔で登校するまで

そうこうしていると夏休みに突入。
学童保育に通うのは、抵抗のなさそうな娘。

毎日嫌がることなく元気に通う日々でした。
あーこの調子で、二学期もすんなり通ってくれたらなあと期待しました。

そのうち、学校で楽しかったことやお友達の話を頻繁にするようになり、朝も
近くに住む一年生が迎えに来てくれるようになりました。

それでもまだ、まるでやらなければならないことのように毎日泣いていたのですが
少しずつ泣く時間が短くなり、声の音量が小さくなり、ついていかなくても大丈夫かな?
と思えるくらいになってきました。

ある日、
「もう1年生も半分終わろうとしているし、そろそろお友達と行くようにしてみない?」
と話してみたところ、「うんいいよ」と娘。

それから、意を決したのかぱたりと泣かなくなったのです。
今では、いつのまに出たの?というくらい元気に通っています。

最初はこのまま学校に行きたくないと言いだしたらどうしようと思っていたのですが、
「気のすむまで」様子を見たのがよかったのかなと思っています。

まとめ

いかがでしたか?
泣く子どもたちにはそれぞれ理由があると思いますが、何が原因かハッキリしないときは
じっくり子どもさんと向き合ってみれば、何かが少しずつ変わっていくかなと思います。

ママ諦めないでがんばりましょうね!

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