味気ない七草粥を卒業!子供も食べれるお粥じゃない七草の使い方

お正月明けになると毎年いただく七草粥。
季節の行事として恒例ではありますが、なんだかちょっ
と味気ないし、見た目もイマイチなんだよね~って思う
ことありませんか?

七草粥の由来から、
本当の七草粥とは違うけど、七草の美味しい使い方まで。
七草についてちょっと詳しくなってみませんか?

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七草がゆの由来 七草ってどんなもの?

本来、七草粥は「無病息災」「長寿と健康」を願うために
食べるといわれています。

ひとつは、お正月に御馳走を食べすぎて疲れた胃を休める
ため、
また、冬の寒い時期は、青菜類は不足しがちですから、そ
の青菜類を意識してとるためとも言われています。

かつては、まな板のうえで、カットする回数まで決まって
いたという説もあります。

春の七草って?

セリ    食すると発汗、利尿、食欲増進、疲労回復に
      役立つ 免疫力アップ、強い香りがするので、
      好き嫌いが別れる。強い抗酸化作用のあるβ
      -カロテンやビタミンC、鉄分、カリウム等を
      豊富に含んでいる。

なずな   「ペンペングサ」とも呼ばれる。道端に生え
      る草で、薬効に優れている。
      古くから使われた薬草でもある。

ごぎょう  「ハハコグサ」ゴギョウと呼ばれることが多い
      が、オギョウ・ハハコグサが正式な名前。
      昔は草もちに入れられた。

はこべら  栄養豊富。整腸作用や消化作用などの効果あり
      四季を通じて生えているので収穫しやすく、栄
      養成分が豊富で繁殖力も強い。 

ほとけのざ 若い葉を食用とする植物。別名「コオニタビラ
      コ」胃の健康を保つ。整腸作用。

すずな   すずなはカブの昔の名称。免疫力向上、がん予
      防、胃潰瘍や胃炎、便秘の改善や風邪予防に効
      果あり   

すずしろ  大根の別名。全国各地に様々な品種があり、煮
      物や薬味、味噌汁の具やサラダなど様々なレシ
      ピに使われる。

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本来の七草粥の作り方

本来の七草粥は大変質素なもので、お粥を作って、下ゆで
した七草を混ぜ、塩で調味するというとても簡単なものです
が・・・・

実際、この調理法で作るといつも残って、最後は自分一人で
食べることになったりしてませんか?

ぶっちゃけ、あまりおいしいとは言えないですよね・・・泣

現代っ子たちには、かなり不評だったりして・・・

栄養豊富な七草だからこその行事なのに、あまり喜ばれない
のは、かわいそう。まして、作ってる自分もむなしくなりま
すよね?

七草粥だけじゃない美味し~い七草の使い方

七草がゆというと、本来は胃を休めるという意味からも、七
草以外のものは入れずに、お腹に優しく作るものですよね。

でも、それでは本当に食べてほしい家族には、あまり食べて
もらえない・・・

せっかくの七草の素晴らしい栄養成分をしっかり取り入れて
ほしいから、どうせならおいしく食べれるレシピでがっつり
喜んでたべてもらっちゃいましょうよ!

七草は、一度ゆでると大変使いやすい状態になります。
その状態にしてしまえば、何にだって入れられるんです。

例えば
ハンバーグの具材に混ぜて。
「お肉に混ぜるのはあんまりじゃない?」って思われるなら
ミンチではなく、お豆腐でもいいかもしれません。

お魚のから揚げにあんかけソースを作るときに、七草を混ぜ
れば、鮮やかなグリーンの映えるおいしそうなあんができま
すよね。

ポテトサラダに混ぜてもいいし、炊き込みご飯や、炒飯の具
材の一部にするのもいいのではないでしょうか?

パスタやピザにも使えますよね!

こんなふうに、小松菜やほうれん草と同じような感覚で七草
を使えば、レシピはもっとどんどん広がっていきますね。

まとめ

栄養豊富な七草は、お正月だけ食べるのはもったいないです。

最近はお野菜も高いし・・・
プランターで育てて、日常的に使うのもいいのではないでし
ょうか。

健康も手に入れて、節約もできて、こんなにいい食材がある
ことに気づかれたでしょうか?

ぜひ七草を毎日の食卓に・・・

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