うちの子発達障害?診断に至るまでの体験談

中学生になる息子は、親の私から見ていて
どうしてこうなんだろう?
何か違うんじゃないか?という違和感を感じることが
とても多いです。
うちの子は普通と違うの?発達障害って?
そう感じはじめてから今までの経過をお話ししたいと思います。

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うちの子発達障害?事の始まりは年中さんの頃

息子は今中学生です。
赤ちゃんの時から、ずっとそばで見ていると、なんだか他の子と違う
個性を持つ子かなという感じは、なんとなくありました。

とても園児数の少ない園に通うようになって2ヶ月経った頃、先生から呼ばれました。

その先生は、園を定年退職した後に、発達障害のある子ども達の施設で数年勤務した後、
園に非常勤で戻ってきていた先生でした。

その先生が、うちの息子にはアスペルガー症候群の疑いがあるのではないかとおっしゃいました。
その時、初めて聞いたアスペルガー症候群という名前。
なんのことやら私にはさっぱりわかりませんでした。

先生が見ていて、そう感じられた理由を聞いてみるとこういうことでした。

同時期に入園した子どもが、うちの子含め何人かいたのですが、その中でも一番最年長であるうち
の子だけが、先生に何度言われてもできなかったこと。
朝、登園したら園バッグの中から、タオルを出してタオル掛けにかけ、バッグをバッグ掛けにかけ、
連絡帳を先生に提出してから遊ぶというお約束。

たったそれだけのことなのですが、入園して二ヶ月たち、他の子どもはみんな当然のことのように
できるようになって行く中で、うちの子だけが周囲の様子を気にする様子もなく、いまだに登園して
すぐカバンを肩に下げたまま、園庭で遊んでしまうというのです。

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それを言われてハッとしました。
息子のそういった行動は、家でもよくあること。私にとって第一子である息子にできないことは、
まだ年齢的に普通の子にできないことなのかなと思っていたけれど、そうじゃなかったんだ!と。

それからいろいろな本でアスペルガーを調べ、どんな特性があるのかを息子の行動と比較してみました。

全てがあてはまるわけではないけれど、何だか当てはまるなと感じる部分がいくつもありました。

当時の夫に話すと、我が子がそんな子だということを認めたくないのか、あてはまらないところがあるの
だから違うとはねのけられ、受診させてやりたいという私の思いはすぐにはかないませんでしたが、
やはりそうなのではないかと感じながら、日々息子の様子を観察し続ける日々でした。

うちの子発達障害?小学校低学年の頃

それから数年経ち、息子が小学校にあがった後、私達夫婦は離婚することになり、
ようやく受診できると思い立った私は、スクールカウンセラーに相談をして、
発達障害専門の病院を受診することになりました。

発達障害の診断を受けたいという患者は多く、完全予約制のその病院は、受診まで
2か月待ちという状態でしたが、それを待って受診をしました。

私の話を聞くと同時に、息子は別室に連れて行かれ、
何かテストを受けてきたようでした。

結果は「軽度のアスペルガー症候群」でした。
ただ、まだ7歳の息子。
周囲の子もまだ小さいので、ほかの子とは違う困り感というようなものが
まだ明確にでてきておらず、他者にひどい迷惑をかけるというような状態でもない
ため、医者の判断では、「特に本人が困っている様子でもないので、
このまま様子をみてもよいのではないか」ということでした。

ということで、この時点では特に治療することもなく時が過ぎていきました。

まとめ

次回は、中学生になるまでと再受診についてのお話です。

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