福茶をご存知でしょうか?
節分に行う行事で、豆まきと並んで行われるものです。
何それ?初めて聞いた!という方のために
福茶についてのお話です。
節分に飲む福茶とは? 福茶の由来
時は、平安時代。
村上天皇のころ、疫病が大流行しました。
空也上人は、これを憐み十一面観音像を彫りました。
この観音像を曳いて京の町を回っていたのです。
この観音像にお茶を供えていたのですが、このお茶を飲むと
疫病が快復したのです。
これを知った村上天皇が元日に飲むようになり、それから
一般の民衆にも広まっていったと言われています。
福茶を飲んでみたい!福茶のいれかた
福茶は、京都・関西地方の慣習で、昆布、梅干し、福豆、
山椒等を使います。
時期によって、素材を変え、縁起の良い時に飲むお茶を
福茶と呼びます。
福茶を飲むと無病息災になるといわれています。
それぞれの素材には意味があります。
昆布=喜ぶ
梅=めでたい・毒消し
福豆=まめまめしく働ける
豆は、豆まきのあとに手元に残った豆を使います。
これらの具材にお湯または煎茶をかけて、飲みます。
まとめ
いかがでしたか?
縁起物の福茶 一度飲んでみたくなりませんか?
おいしい福茶のいれかたがわかるとくせになるかも
しれませんよ。